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イン・トリートメント/セラピスト ブルック・テイラーのlarumのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

セラピストのブルックが、各曜日ごとに違う患者とのセッションを行う様子を淡々と映すドラマ。BGMがないので、交わされる会話が際立つ。
1話から順番に観るより、各キャラクターの話を連続して観ると理解しやすい。(エラディオ1週目→エラディオ2週目…のように)

コリン(ナルシスト=自己愛性人格障害?)のエピソードはフラストレーションが溜まった。海外掲示板のRedditでも彼のエピソードは議論されていた。ブルックが「ナルシストは診ない」と言ったのに「また来週」と言ったところで治療を続行するの!?と驚いたけど。。

ブルック自身も問題を抱えており、ブルックと患者との境界が危うくなる場面が多い。

洋ドラではよくセラピストが出てくるが、何かしらの障害を抱えていなくてもセラピーを受けられる環境は日本にも欲しい。

演者さんたちはみんな演技が上手かった。
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