このレビューはネタバレを含みます
시카고 타자기(シカゴタイプライター)視聴終了。
1話ほリアタイで観た記憶があるんだけど、前世、現世のお話で難しいのかな?と、後回しにしていた。
脚本はキルヒル、太陽を抱く月など書いたチンスワン作家。
ユアイン、イムスジョン、コギョンピョ出演。
1930年代、日本統治の時代を独立にむけて懸命に生きる若者を描く前世と、信じていた人に捨てられた過去を持ち、身を削り消費されながら執筆を続け、なんとか生きている現世とが、時々現れる前世のフラッシュバックにより、絡みあっていくお話。
イムスジョンさん、映画ばかりでドラマにあまり出ないよね?(そんなことないのかな?)
昔、コンユさんとの映画『あなたの初恋探します』で、観たことあったけど、それ以来だったけど、可愛らしかった。
前世を生きる3人が、強くて切なくて、カメラの撮り方で、その儚さも伝わってくる美しさ。
前世と現世で繋がるシーンがあるんだけれど、靴ひものシーンは一度目と二度目で、わたしが感じた100年近く想ってる人…というのが、違くなって鳥肌もの。
タイトルもタイプライターと銃、どちらにもかかっている。
セジュがソルにお別れをしようと共に過ごす時間。君は前世でも懸命に生きてたよと遠回しに伝える時間。射的で確かめようとする表情がこれまた素敵なの。で、このお別れの時間は後に反転するのよね、ソルがセジュに。
そして、全ては15話に向かっている気がした。
それほど重みがある回。
素晴らしいドラマをありがとうございました。