みらい

レ・ミゼラブル 終わりなき旅路のみらいのレビュー・感想・評価

4.3
超骨太大作だった!
3時間ドラマで内容は重たいのに、シッカリとした見せ場と軽快に進んで行くストーリーに長さが苦に鳴るどころか、まだまだ観ていたいと思えた。

たすきを人に繋いでいく物語っていうのは昔ながらの人情物として日本人にピッタリくる。大事な場面で弟の命を救えず悔やんでいた人生に、親友の命、尊敬する女性の子供を引き継ぎ、苦難の道を歩み、最後に自分が生きてきた理由を見出す。

簡単な方と難しい方、どちらの道を選ぶか悩んだ時、難しい道を選べば大抵その道が正解という、おっさんの持論は凄い痺れますね。

レ・ミゼラブルはヒュー・ジャックマンの映画を一回だけ観たぐらいだからそんな詳しくないけど、警察官の異常なまでの執念を演じていた井浦新の演技は痺れたな〜!ピンポンの時の中村獅童ぐらい威厳を感じました!

最後の手紙は物語を思い返し涙が止まらなかった。主人公には本当にお疲れ様ですって心から思う。

辛い話だけど、生きてく強さを噛み締められる!悪意が沢山だが、それ以上に人の善意の温かさが心に染みる素晴らしいドラマです!!
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