このレビューはネタバレを含みます
ミレとチャ・ウヌを良く見せるためなのか、
他の登場人物がわかりやすく悪く描かれ過ぎてる気がした。
ココロ優しき天然美人とかもいた方が
まだ違和感無く観られた気がする。
唯一刺さったのは
ミレの両親の心情を丁寧に見せてくれたトコロ。
『不美人である事は
(韓国で生きる)女性の人生において 多大なハンデになる』
という事を同性の母親は痛い程理解できるから
借金してでも愛娘に整形を施してあげたい。
父親は、自分にとっては世界一かわいい娘の顔を
他人の価値観に迎合して変えるなんて受け入れられない。
そこでしばらくわかり合えなかった家族だけど、
整形後、しばらくしてから父親が
『俺が間違っていたよ。
俺さえ 誰よりも愛してあげれば
娘は幸せになれるものだと
勝手に決めつけてしまっていたな』
みたいなセリフを言った時は
なるほどねぇ。
コレが男親の考え方と親心かぁ。
なんて、妙に感嘆してしまいました。