私は時代物には興味がないので普段はこの手のドラマはチェックしないのですが、番組の宣伝で、比嘉愛未さんが格好良さそうなゲスト役を演じていたのでミーハー気分で見てみました。
見た結果は、TVドラマとしてたいへん興味深く、良かったです。
原作が有名小説だということは知っていますが全く読んでいません。本作は、北大路欣也版でのTVドラマ化の5作目だったようです。比嘉愛未は今回のゲスト・キャラ。
まず、今時、TVドラマでこんな展開を急がない作品を作ることが出来るんだ!という変なところに感動してしまいました。もちろんいい意味で、ゆったりと作っている感じで凄いなと思いました。
もちろんそういう作り方が出来るストーリーなわけで、原作の良さに依存するところは大きいのでしょうが、見事だなぁと感じ入りました。
ストーリーも単純な勧善懲悪ではなくて、上に立つ者(藩主とか)のマネージメントの難しさが根本的な題材になっていて、見ごたえがあって面白かったです。
もちろん、殺陣も(時間的には短いですが)要所要所に効果的に演出されていて、格好良かったです。久しぶりに、ストレートに格好良い齊藤 工も見ることが出来ます。
比嘉愛未は見てくれが私のお気に入りなので (笑)、出演しているとつい見てしまいます。今回ちゃんと男前な女剣士で良かったです。
たまには時代ものを見てみるのも刺激になって良いと実感させてくれた一作でした。機会があったらシリーズ他作品も見てみよう。
(2018/12 TV地上波にて、録画)