いい歳をした大人たちが暑苦しい……と辟易しながら見ていたはずなのに、ラストのサイクロンズとの勝敗を分けるシーンでグッときてしまった。
誰かが必死に頑張る姿はどう斜に構えていてもグッとくるものなんだなと(笑)
それから、この作品がラグビーブームに一役買ったのは間違いないんだろうなあ、と。
初めからラグビーをやってる人ではなくて、「ラグビーなんて嫌いだ!」っていう主人公君嶋さんと、「ラグビー?なんで踏むの?痛そう…」ってスタンスの君嶋の奥さんの視点で話が進んでいくので、ラグビーに詳しくない視聴者も見やすかったのではないかな。
理不尽なことがまかり通るこの日本に、世界に、ラグビーやノーサイドの精神は必要だという台詞になるほどなあ…と考えせられました。