takachi

エールのtakachiのレビュー・感想・評価

エール(2020年製作のドラマ)
3.2
しんどい現実があってもなんとなしに見るには軽くて良い朝ドラだった。
途中ダレて見なくなるかなぁという一歩手前だったけれど、二階堂ふみと窪田正孝の変わらぬ安定感で最後まで見きった感じ。
音さんの中年以降の感じ、嫌いじゃない。演じ分け良かったな。
裕一は反面、全然変わらない感じが安心して見ていられた。
前作があまりにしんどかったので、ふわっとして心にお休みをいただけたので、また朝ドラを見られる栄養をもらいました。
最終回付近、オリンピックが最後のクライマックスかと思っていたから少し拍子抜けしたところはあったやも。冒頭の印象が鮮明だったので、それまでの古山裕一のオリンピックへの想いをもっと感じたかったかな。
それから多分笑顔の下り、志村さんへの追悼の意味もあったよね。
ラストの終わりは人生の輝かしい一瞬に繋がっている感じがとても良かった。
毎日見ていたオープニングが特別なものに、幸福に思える。
コンサートは、これをやりたくてドラマのキャスティングしたじゃろ、って感じで面白かった。ダークホース岩城さん(馬具職人だけに)の歌がうますぎてそこだけ何回も聴くw
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