あーる

マダム・セクレタリー シーズン5のあーるのレビュー・感想・評価

4.2
・ネタバレ無し
めちゃくちゃ面白いーーー!
それがこのシーズンの率直な感想。
このドラマ、私の中では
んー、政治版「フルハウス」?
現代版「フルハウス」?笑
なんだろう、それくらいハートフル。
色々な側面から問題が起こってもそれを乗り越えていく。
夫婦愛、親子愛、チーム愛が強いドラマなんですが、
世界の問題、アメリカ社会の問題を乗り越えていくには
これくらい強い愛がちょうどいいと思う。

主人公は過去CIAで働いていたエリザベス。
国務長官に任命される。

エリザベスは自らのチームとして
秘書のブレイク、
報道官のデイジー、
上級政策顧問のジェイ、
スピーチライターのマット、
国務長官の首席補佐官のナディーン
と共に、アメリカの抱える外交問題に向き合う。

・ポイントとして、
単純な外交問題だけじゃなく、
アメリカが他の国をどう思ってるかわかるのがわかりやすい
特に問題を起こすのは、ロシア、中国、中東・・・
そしてEUやNATOの加盟問題など。
ミサイルの保有や、移民問題など
日本に住んでたら、なんだかとっつきにくい。という
話もすごくわかりやすいよねぇ。

基本一話完結で、とんでもない
外交問題が起こっても
その終わり方はスッキリしてる。
実際はこんなんじゃないんだろうなぁーと思う。

マッコード長官がいてくれたら・・!

・ここからネタバレありの感想です

シーズン4でナディアがいなくなって
かなり悲しかったのにすぐ慣れた。

私はべスチームも好きだけど
ラッセルが好き。
とても強い言葉で話すけど
めちゃくちゃいい人だよね?
たまに見せるかわいい言葉がいい。
ベスの長女スティービーがホワイトハウスで働きだしてから
2人のデコボココンビ感最高。
シーズン5ではパンダのぬいぐるみ最高だった。

ロシアや中国との関係は
前からこんな感じでヒヤヒヤするけど、
日本は出てくるの!?日本との外交問題はなんだろ!!?
とワクワクしてたら
まさかの庭園ハプニングってーーー軽い。
多分アメリカから見たら日本って平和ボケじゃないけど
全然脅威じゃないんだろうなぁ。
でも出てきただけで嬉しい。

それからなんといっても
マッコード家の3キョウダイ。
みんな最高。
スティービーの恋愛多き姿も、
アリソンやジェイソンの恋愛観や
将来設計などもまさに「現代の若者」の抱える闇もわかりやすい。

しかし、両親がこんな仕事をしていながら
大学の学費が払えない!高い!という話題がたびたび出るので
アメリカの学費の高さを皮肉ってるとしか思えない

シーズン6楽しみだなぁー
でも全10話しかないってさみしすぎる。

「マダムセクレタリー」
シーズン5全20話

hulu配信
2014年~2019年
全シーズン6全120話
huluではシーズン5まで配信中
政治・ヒューマンドラマ
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