あーる

アボット エレメンタリーのあーるのレビュー・感想・評価

アボット エレメンタリー(2021年製作のドラマ)
4.0
とても評価されているが日本人の自分が共感して
笑えるのだろうか、と見るまでに期間が空いたドラマ。
正直な感想、文化の違いから深いところまでは理解できない!
しかし、暴力的でもセクシャルな部分も無いので安心してクスっと笑えて
ドキュメンタリー風なセリフにニヤっとできる。

メインの登場人物は全員教師。たまに校長と用務員さん。
全てが実話ではないだろうけど、
日本人の小学生の子をもつ母親として
アメリカの公立小学校の貧乏な資金繰りや待遇、
備品の不備なんかの日々の小さなトラブル…
日本は恵まれていて、しっかりルールがあるよな、と思う。
給食も温かく、栄養が考えられてるし…。
でもそんな難局も、
教師たちのユーモアたっぷりのアイデアや
チームワークで乗り越えていく姿がとても温かかった。
子供たちに平等に教育の機会を与えようとしていて愛があるし、
年配の教師が、若手を馬鹿にせずにアドバイスをおくるシーンも多くていい。

ここまで書いておいてアレなんですけど、
私が書いた印象より相当くだらないです。笑
こんな社会派ではありません。
各話20分の昔ながらのシットコムです。
ドラマ内のBGMがほぼ無く、感情が揺さぶられることもなく
1日の終わりにホッと見られます。


”なぜこんなに評価されているのか”どうしても深く考えて
自分も評価してやろう!なんて思うこともあるけれど
このドラマに関しては単純に楽しんで、現代のアメリカで
暴言と皮肉と風刺以外でもこんなに評価されるのね。と思うくらいでOK。
(小学校のリアルを描いてるからある意味社会風刺なのかな?)

🌟🌟🌟⁡
⁡▶アボットエレメンタリー
シーズン1全13話

📺Disney+配信
📺アメリカ製作
📺2021年~継続、現在シーズン3全45話、S4決定
📺日本ではシーズン2まで配信中
📺シットコム・ヒューマンドラマ
📺クリエイター・製作・主演をキンタ・ブランソンが務めていて
2022年には「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれる
アメリカではエミー賞だけでなく、
ゴールデングローブ賞でも作品賞、女優賞、演女優賞の
3部門を受賞。

あらすじ
舞台はフィラデルフィアの公立小学校。
主人公はそこで教師として奮闘するジャニーン。
この学校では資金が足りず、教師たちが知恵を凝らして
乗り越えるのだが一筋縄ではいかず…。
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