アラスカ州エニスの警察署長リズ・ダンヴァースとその元相棒なんちゃらかんちゃら・ナヴァロが研究所の科学者失踪事件を調査していくお話。その失踪にはどうやらアニーという女性が殺害された6年前の未解決事件が関わっていて...。そのほかにもリズのパワハラに悩まされるイケメン新米警察官ピートやら、ピートのいけすかない父親ハンクなどもいます。
知っている人には大人気TRUE DETECTIVEのS4。主人公たちの刑事力の高さと引き換えに人間力を捨て去った感がS1とよく似てる。リズはS1主人公ラスト・コール（マシュー・マコノヒー）の父親トラヴィス・コールの元恋人らしいが、全く必要のない情報でした。そもそもトラヴィスとかあんまり覚えてないよ!!!
観終わった感想はジャンル分けするならば、サスペンスというよりスピリチュアルホラーだった。犯人は予想して分かる人ではないし、推測させようともしてない。伏線よりもたくさんお化けが出てくるので、ホラーが苦手な私はしんどかったですよ。ザマミーの監督作品らしいので仕方ない。
後は極夜の話だから、暗い気持ちにしかならない。画面もずっと暗い。登場人物の性格もみんな暗い。ビリーアイリッシュの主題歌も暗い！多分全部極夜のせい。
アラスカの先住民族イヌピアットが出てくるけど、文化がよくわからなかった。どうやら先住民独特の名前をもらう文化があるらしく、ナヴァロのお母さんはそれを教えてくれる前に死んでしまったらしい。
ジョディ・フォスターあんまり知らないんだけど、人間付き合い下手くそおばはんの演技が上手い。ナヴァロ役の女優さんは元はかなりすごいボクサーらしい。
スピリチュアルホラーサスペンスが好きな人にはおすすめですよぅ！
