三日連続ピザ

トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリーの三日連続ピザのレビュー・感想・評価

3.8
アラスカの極北で、研究員複数名が同じ場所で同時刻に裸で凍死しているのが見つかる。
なぜ裸なのか、どうして服は近くに畳んで置いてあるのか。
太陽が登らず夜のように真っ暗状態が何日も続く極夜に起こる事件。

主人公のジョディーフォスター、相棒役のカーリーレイス、そのほかの登場人物たちも何かしらの心の傷や疾患を抱えている。

極夜は何日も薄暗く、それは精神疾患を患っている時の絶望感と似ている。晴れない気持ち、悪化する症状、見えない夜明け。
そんな状態を表すかのような作品だった。

後半は、少しグダグダしていた。特に真犯人がわかった時、もう少しカタルシスがあってもよかったのではないかと思った。カタルシスを発生させるための装置があまり上手く配置できてないというか…
その部分は、主人公たちの置かれている状況に上手く絡めれたと思うんだけど。
三日連続ピザ

三日連続ピザ