死んだ人間の霊は、特に非業の死を遂げ、現生に想いを残した霊魂は、ずっと同じ場所に留まり、そこを訪れる者を見つめている…。妹・榊 里桜は、忽然と姿を消した姉を探すために新潟のある街を訪れた。姉が残した謎のメッセージは「霊魔の街」「闇を祓う鬼を探せ」そして、13の住所。その住所では必ず「霊魔」による残虐な事件が起きていた。霧深い森では連続殺人鬼が新たな獲物を毒牙にかけようとしていた。その時、ひとりの男が現れ、霊魔を斬る。鬼崎陣。彼こそ、里桜が探す「闇を祓う鬼」なのか…。霊という存在との関わりが繋ぐ、2人の運命(さだめ)は!?
(C)霊魔の街製作委員会