寺田さんの、学生時代は何故か底知れぬ万能感があって自信満々だったのに大人になるにつれ自分は凄くないのだと気付きどんどん自己評価が低くなって卑下だけ上手くなっていく感じが自分と似過ぎていてこの作品が大好きになった。
漫画と比較して？と思ったのは結末くらいかなと思う。
あのシェアハウスが、本行や長谷やあかりさんが再現されてる…！という感動の方が大きかった。
あと寺田さんのちょくちょく挟まれる顔芸というか振り切った演技がめちゃめちゃツボで何回か巻き戻して見てしまった。森川葵さんの演技力が光るドラマだった。
キャラクターのことで言えば長谷も大好き。ずる賢く計算して卑怯な手でもってしても寺田さんを手に入れたいと動く。非常に好きです。
あかりさん役の方の演技はちょっとな…と思っていたけど（というか森川葵さん以外全員かな？）、回を重ねるごとに気にならなくなっていくというか、みんな可愛い。
あかりさんがいつも変なTシャツ着てたりとか、デザイン会社の上司役の人とか、ちょくちょく変な演出があって楽しめた。
11話で廊下で行き倒れている本行を見つけたときのあかりさんのオーバーリアクションが可愛くて笑ってしまう。
全体的にほっこりできて、でも寺田さんと一緒に視聴者も悶々として、楽しいドラマだったなあという感じ。
