Rinda

山河燃ゆのRindaのレビュー・感想・評価

山河燃ゆ(1984年製作のドラマ)
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死にたくないから徴兵を拒否するのではない、自分に嘘をつかないため。そうだから、それを証明するために生き残ることはできない。
戦陣訓、教育が戦争を加速させていく。本当の敵はこういった人々の意識。
命を賭して戦争を止められなかったわたしもまた有罪である。戦犯である。
どの国に所属するかではなく、人として誇り。
戦地で黒くなった肌にギラギラとした目が生々しい。
重たい内容で見ているのもつらいと感じるけど見てよかった。まさかといっているうちに開戦し、当事者となり、自由がなくなり、知り合いが亡くなる。歴史の教科書で見た人物ではなく、その時代に生きた とある人の目線で見る戦争はすごくリアルで考えさせられることが多かった。
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