アトリ

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン1のアトリのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最終章まで視聴したので総括













政策は気にも留めないと知らないうちにとんでもないことになるってゆうことが描かれている。
出生率が著しく低下した近未来
戦争によってひとつの国が新たに生まれた
その国は出生率を上げるため子を産む役目の女性を高官の家に置き、毎月「儀式」として性行為を行う法律が施行されている。
その様子が異様な点がこの映画の特徴でもある
高官がベットの端に立ち、妻は足を広げてベットに座る
その間に侍女が寝転ぶ。
儀式の前は聖書を読むとか儀式で快楽を感じてはいけないとか
精神的なルールがいくつもあるけど実際は高官たちは娼館で遊んでたりする
女性は字を読んではいけない、書いてはいけない、など基本的な自由もないが
法律の草案を作ったのも女性で出生率を上げるためとはいえそのルールを盛り込む必要がどこにあったんだろ?って思うし
実際に後々それに苦しめられる女性(主に妻たち)
蓋を開けてみたら超男尊女卑社会が出来上がっていた
(草案の時点でわかるだろ)

服の形や色で身分や役割を分けているのはわかりやすくて異様さが現れててよかった
移民として国を逃げる機会が何度もあるのに娘を取り戻すためそれをしない主人公
結局最後も娘は行方不明のまま

主人公のメンタルやられて残虐になったり
中だるみを感じた
「愛があれば」みたいに未成年を焚きつけて禁断の恋をおしすすめさせて
結局その2人は処刑されるとか
なにがしたいんだよ?
主人公のメンタルと共にこのドラマの方向性もぶれてるなーって感じた
こんなに長くする必要なかったな
設定は面白かった

侍女は子を産む道具として描かれていて
言うこときかないと目玉えぐられる、腕を焼かれる、口を縫われる、名前を奪われる(高官の所有物と分かるような名前になる)、最終は放射能汚染物質の処理場に送還されるなど待遇はやばい
出生率上げたいなら侍女をもっと大事にすればよかったのでは...?そしたらもっと志願者も増えるやろうし衣食住は補償されるんだし。そもそも高官はほぼ種無しというのも無意味すぎる。ちゃんと検査しろよ...余計に出生率がどうのは建前で男尊女卑社会が作りたかったんだなって分かる
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