キャプテンテン・アメリカ3作品を見事に継承している。実質、「キャプテンアメリカ3.5」
一見、清廉潔白なキャプテンアメリカの影にある人種差別を掘り下げていく作品。
他にも難民問題やPTSDなど現代のアメリカの問題に深く切り込んでいて良かったです。
また超人血清、国家権力と「パワー」が今作のキーワードとなっており、力なき人々が力によって多大な影響を受ける様は衝撃でした。
アイアンマン亡き世界を描いた『スパイダーマンFFH』と同様、今作はキャプテンアメリカ亡きエンドゲーム後の世界を描いており、スティーブの偉大さを実感しました。
サムやバッキー、ジモなど登場キャラクターがどれも魅力的に描かれていて良かったです。中でも今作初登場のジョン・ウォーカーはすごく人間的で一番好きなキャラクターになりました!
印象的なシーンはたくさんあったのですが、最終話のサムのスピーチはMCU随一の名シーンだったと思います。
『キャプテン・アメリカ4』楽しみです!