うさぽん

ドクター・プリズナーのうさぽんのレビュー・感想・評価

ドクター・プリズナー(2019年製作のドラマ)
3.8
復讐に燃えるナ・イジェの抑えた演技が気味が悪くてなかなかよかった。
ストーリーも騙し騙され、騙されたようでいて、それさえも見越た作戦だったりと、最後まで面白く鑑賞。
だけど、大企業の総帥ともあろう人が、人殺しを当たり前のように何度もするって、法治国家としてそもそもあり得ない。ヤクザの世界ならまだしも、一流の世界に暮らす人がこんな事する話がドラマになるって、現実にも韓国はこんなことありなのか?と想像するだけで、全くもって恐ろしい。他のドラマでも、政治家が簡単に人殺ししてたしな。
知能戦でやりあうのはいいけれど、悪がここまでくると、狂気の世界でちょっと疲れてしまうというのが正直な感想。
ナ・イジェが「正義」に向かって立ち向かっていく姿と、ラストが見たい一心で、最後まで一気に駆け抜けた。 面白い作品だとは思う。
うさぽん

うさぽん