癌患者などを相手に死を望む人々を安楽死させる女医さんのお話シーズン２
前作よりコンパクトでテンポがいい。
ストーリー展開は並のおもしろさ。ちょいちょい突っ込みどころがあるキャラクターたちだが、それもご愛嬌。自業自得にしか思えなかったり、関わらなければいいのにとか、若干ストーリーに人格が支配されている人もいるけれど、それでも面白くなるので整合性は無視で。
何よりもいいのはテーマ。延命治療や完治するかも分からないキツイ闘病と、それに立ち向かわないという選択肢をどうとらえるのか。いわゆる安楽死だけれど、大抵の国では認められておらず母のこともあり主人公は死の天使と化すのだけれど、それを一概に否定できないのがおもしろいところ。
