これは元々原作は傑作だがそれをどこまで近づけるかが見どころ
八千草薫は80歳超えた年齢でよくここまでの演技ができたものだ。公開時期からして亡くなる少し前の撮影だろうか。死の直前にして、素晴らしい演技。
亡くなったことが悔やまれる。合掌。
全体的にそこまで悪い作品ではないが、原作であった主人公とわだかまの対立が描けてなかった。対立しているからこその結末が引き立つのであって、それが活かせてないのは残念。
あとは伝説のスピーチライターという難しい役所を長谷川京子がどのように演じるかがキーではあったが、悪くはないがやはりちょっと荷が重かった気もする。
伝説というほどのオーラがなかった。
松嶋菜々子とかならうまく演じられたかな？
主役の比嘉愛未はよかった
幼馴染役は、渡辺謙の息子か。あまり演技を見たことがなかったわやっぱりちょっと弱い。その奥さんも印象が薄すぎる。
原作と比べると悪いとこも目立つが、でもそれなりに良い作品だったと思う。
