くまくー

チェルノブイリのくまくーのレビュー・感想・評価

チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)
5.0
チェルノブイリ原発事故で起こったことが詳細に描かれていて、原発の怖さ、放射能の怖さを実感することになった

そして、この原発事故を収束させるために、たくさんの人が犠牲になったこと、改めて原発の意義について考えさせられることになった

当時の人々は放射能のことに無知で、原発事故が起きた時に、火事を見に行く野次馬のように原発の近くの橋まで見に行ってしまい多量の放射能をあびてしまう。
降ってくる灰と雪のように戯れる子供たちの映像が実に怖い

放射能を多量に浴びたあと人がどのように死を迎えるのかも描かれていて、恐ろしかった。

あのチェルノブイリの原発事故が何故起きたのかは知らなかったので、それも最終話で明らかになる。
実にわかりやすく科学者が原発のしくみを教えてくれるので為にもなった。

最初は微量の放射能しか漏れていないと発表していた原発施設の責任者。
「未だ燃え続けるあの火は事故後1時間毎に広島の原爆の約2倍の放射線をだしている」
科学者の言葉に絶句

精神状態がいい時にしか見れないドラマだなと思いつつ、このドラマを作ってしまうアメリカってすごい

最終話が1話につながっているので、1話からまたリピートしてしまった
くまくー

くまくー