まよ

死役所のまよのレビュー・感想・評価

死役所(2019年製作のドラマ)
3.8
あしたのわたしは、どんなわたし?

泣けはしなかったけど、生きているうちにしか出来ないこと、自分の人生を振り返った時に本当に満足して成仏するのはどんなに難しいかとかを学べた。生きることの大切さ、殺すことの重さを知れた。

相手が明らかに悪くて許せなくても「殺す」ということはどれくらい重いことなのか、突然殺され人生が終わった人はどんな感情になるのか。死刑囚にはそこを知ってから任期満了し成仏してもらう為に死役所で働かされてんのかな〜とかも思ったり


1話完結で色んなお話があったけど私は1話目の自殺した子供の話が良かったなぁ〜。血は繋がってなくても見てくれてる人はいる。でも、小さなすれ違いで大きな間違いを起こしてしまう。
あの子も父親に謝りたい、感謝したいって憎んでた人をあんなふうに直ぐに思えるのは、本当は素直な心を持っているってことだと思う。でも、生きているうちには素直になれないのはやっぱり大きな、そしてやり直しの効かない間違いを犯してからじゃないと人間は正直になれないからなんやろねー
まよ

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