このレビューはネタバレを含みます
韓ドラ、地上波21話完結。
倦怠期なのか何かと口喧嘩の絶えない離婚寸前の夫婦が、夫の若年性アルツハイマー発症により二転三転して、、、の話。
序盤は妻スジンが夫の浮気を疑い、
友人らを介して試行錯誤を繰り返す💦
ここでスジンが若作りで別人になりすまし、夫にハニートラップを仕掛けようとする、、、て下りがかなり酷い😓
若き社長とメイクアップアーチストの恋を伏線として描きたかったのだろうが、序盤何話もコレで引っ張っるのは只々違和感しか無く、面白くもなんとも無かった。
夫婦は一旦離婚して、スジンはシングルマザーとして子育てしているが、その後、アルツハイマーが進んだ夫と再会。
そこで初めて夫の病状や、これまでどんな思いで離れる覚悟をしたのか等を知る事になり、悩んだ末に
家族一緒に暮らして行こう、と決断する。
夫の症状はスイッチのオンオフがある様に、良く分かって会話が弾む事もあれば、突然妻の事も分からなくなったり、その絶妙な目つきや表情の演技は本当に素晴らしく、立ち振る舞いなども含めてとても工夫されたかなと思われる。
娘のアラムは本当に可愛い。素直でパパの事も大好き。中盤頃まで、誰もアラムに本当の事を伝えず誤魔化していたので、アラムのメンタルが不安定になっていた。
早く伝えてと気になっていたが、ある日病状を説明したらちゃんと分かってくれた。そう、子どもだからっていつまでも隠すのはかえって罪深い😓
大人が思うより子どもって真っ直ぐ見つめて受け止めてくれるんよね。
終盤は毎回涙が溢れて、最終回は滝の様に泣いた。が、綺麗に纏まり過ぎて終わったかな。実はこれからが過酷になるんだけど。ちょっとした事でも一喜一憂してしまうスジンのその後を見守り、３人を応援したくなる気持ちになった。
