僕と生きる人生の鑑賞者のネタバレレビュー・内容・結末

怪しいスパで施術を受けた主人公は別人が如く絶好調に。しかしそのスパの正体は、DNA操作によるクローニングだった。本来は殺されるはずが、施術ミスにより生き残ったオリジナルは、上位互換の自分とどう生きていくのか。

自己肯定のお話ですが、哲学的ではない。純コメディ。(ま、ポール・ラッドですからね。)
ここ数年個人的に悩んでる問題が、完璧性のジレンマと呼べるもの。完璧性は最上の価値である一方で、完璧に近づくほど他者から拒絶されてしまうという問題。「あなたが完璧すぎて、私が惨めに感じるの！」ってやつ。完璧主義者としてこれは超切実な悩み。