鑑賞者さんの映画レビュー・感想・評価

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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

カッスカスのカス。
巨大な商業廃棄物がまたひとつ増えた。その巨大さゆえに処理できないんじゃないかこれ。
若手監督が初めてAAA作品を任されました!みたいな感じ。力量が予算に追いついてない。
共感性羞恥
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

吹替は二次創作だと考えてる人間だか、今作はさすがに吹き替えで観た。最高。

「同意」がいちいち求められるのが、めちゃくちゃハリウッド的。いいねぇ、これでこそ海外版リメイクよ。

SACのいろんな要素が
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攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears(2014年製作の映画)

4.0

素子ぉぉぉぉおおおおおおおおおお

ですわ。これは。さすがに。

攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アクションかっけぇ……。

続々と9課のメンツが揃ってきた。
まだ仲間じゃないから、みんな少佐のことボロクソ言ってて草。

てかパズさん、投げナイフ使うんや。

攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

声優陣が変わってしまったのは少し残念。
でも悪くはない。

前作から数年経っているがゆえに作画の質がかなり上がっている。

アクション要素が大幅にUP。
時系列的には前日譚ではあるが、メカ的なデザイン
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

これNTR作品やんけ!って思いながら観てました。だって、ジョー・ブラックが乗り移った身体の持ち主(以下青年A)がもともとはスーザンとデキてたわけで。そのあとにその手柄を掻っ攫うかのようにジョーとスーザ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.8

映画を観て「崇高」や「畏怖」の感情を抱くことがあるとは思わなかった。圧倒的なんて言葉では遥かに足りない。
視聴覚的な重みを生み出すことにおいてヴィルヌーブの右に出る者はいない。この重さはある種のリアリ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

・音が凄い。HansZimmer最高。
・世界が完成している。
・人工物のデザインが秀逸。Absolutism的な?ヴィルヌーブ(最新2作)的な?
・キャラのキモさがリンチ版に劣る。

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

・キャラ描写が洗練されてる。感嘆。
・神話的なロマンを描けている。
・いくつかの思想に基づいている。
・敵の倒し方がやや雑。

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.5

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復習のために、マトリックス3部作一気見した。

思いついたこと列挙

・映像技術が半端ねぇ。これどうやって撮ってん?ってここまで惹きつけられる映画はなかなか無いのでは。

・救世主思想。ここでもキリス
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

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え?これカーネイジである必要あった?
エンドクレジットの展開にもっていきたかっただけなら別のキャラにすべき。カーネイジを描きたかったのなら、もっと勉強すべき。1.5Hで描こうとすることで、別の意味でカ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

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ずっと観たくて、でもずっと観る勇気が出なかった作品。
レバノンを舞台に、12歳の主人公が「自分を産んだ罪」で親を訴えるという話。フィクションなんだけど、ドキュメンタリーとしか思えない。リアリズムの極致
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

原作者である戯曲作家のフローリアン・ゼレールが自身で監督を務めた作品。
認知症患者のアンソニー(役名もアンソニー)視点で描かれる。認知症の認知的な支離滅裂さを描こうという野心がまずすごいし、それを描く
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

題材はすごく面白い。キャストもわしの推しが勢揃いでめちゃんこ豪華。小道具の使い方とかライティングが戯曲的で、芸術志向性は高い。

余談
偶々昨日に引き続き精神病患者視点の作品ですが、この手の作品では、
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

昨日、紅白で炎を唄ってる背景に本編映像がガッツリ流れまして、いよいよ観る決心をしました。(NHKぶっ壊さなあかんね)
やっぱりufotableの作画が素晴らしい。3Dの特殊効果痺れるね。列車のウニョウ
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ期待してたけど、違った。主題を読み取れなかった。まずこの作品はホラーではない。普通に滑稽で笑える。(アリ・スター監督がインタビューでホラーではなく、ダークコメディであるとコメントしてますね。あ>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観たけど、97年の作品とは思えんよー。イーサン・ホークもジュード・ロウも若すぎんよー。
テーマは今でこそホットな遺伝子学的優生思想。遺伝子操作を経ずに自然に生まれた主人公は「不適合なinvali
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメ勢ですが、非常に満足。
さすMAPPA。
里香ちゃんと憂太くんてぇてぇなぁ。この狂気的純愛コンビずっと見てたかった。愛ほど歪んだ呪いはないというのはその通りでしょう。呪いも愛も意志であり、愛ほど
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

むむむ……。事件ですこれは。

筋を自分なりに理解すると、
・母親の身体にその子どもの意識が移植される
・幼少期あるあるの性器弄りが起こるが、身体の方が成熟しているゆえ、快感の度合いがあまりに大きく中
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.5

ブラックフェミニズムの教科書みたいやなぁ、
と思って観ていたら原作者がアリス・ウォーカーでした。

うーん難しい。
もちろん感動するんだけど、それで良いのかが分からない。黒人∧女性∧クリスチャン∧1世
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

実験的な要素は好き。だけど、そのせいで全体の統一感が損なわれてる印象を受ける。

最初に「これはラブストーリーではない」って語りがあったけど、いやこれは真正のラブストーリーでしょ。成就だけが恋愛ではな
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

満点。
いや涙枯れるて。

ギフテッドの生きづらさ、研究者の苦悩、子は親にとって何であるか、人類に資する能力の持ち主は人類のために生きるべきなのか、ライフワークを成し遂げ(てしまっ)たときに生じうる喪
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.4

『プラダを着た悪魔』が透けて見える。イフストーリーのような。

単に表面的な技術ではなく、人生の実経験に裏打ちされたロバート・デ・ニーロの演技。もはや演技ではない。

ベンのように人間味ある大人になる
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

ヴィルヌーブ的重厚さのなかで燦然と輝く映像の美。
この強固な世界観の構築に対する俳優陣の貢献は計り知れない。

ところで、この邦題なかなか上手くないか。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

初っ端からこんなに心を掴まれたのは久しぶり。「Suddenly I See」が合いすぎ。神オープニングですわ。

もちろんお二人の演技は素晴らしいんだけど、個人的にはエミリー・ブラントがMVP。こんな
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オチを知ってる状態での初鑑賞。
記憶消したかった……。

コールの役を子どもにしたのが肝で、これ大人だったらここまでの魅力は生まれないんじゃないか。児童心理学なんか映画でなかなか出会わん。

コールの
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

1.0

観るか迷ってレビューを参考しに来た君よ

悪いことは言わん

まだ引き返せるぞ

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