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悪魔の弁護人・御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲〜のsoraのレビュー・感想・評価

3.8
【'20/01/25・配信】
原作未読
出演:要潤
シャープなラインの顔に長身、そして黒のスーツ、声もいいのでミステリアスな感じが要潤さんにものすごくピッタリだと思いました。
その御子柴のスーツが最初は白の予定だったと要潤さんのYouTubeで知ったのですが、黒で良かったです。
罪をちゃんと法で裁かれなかった少年が人との出会いで変わり、自分の罪と向き合っていく姿はとても考えさせられる題材で、色々と毎話御子柴の事がわかればわかるほど、考えてしまいました。
岬検事の厳しい感じも、津田寛治さんのあの鋭い目つきだったり、声の威圧感だったりもバッチリ。
ただ洋子は、あそこまで御子柴に関わるキャラクターにするんだったら、もう少し繊細な演技の出来る女優さんにしてほしかったかな・・・。
ベッキーさんはすごいポジティブなイメージが強くて、それが声や雰囲気に出ている感じがしてしまったので。
そして洋子とあすみは、考え方があまりあっていないような感じなのによく一緒に暮らしているな・・・と何度も思ったり。
稲見役の勝野洋さんと御子柴の母親役だった浅野温子さんが流石の演技でした。
話が観ていて辛いなと思ったり、厳しいなと思ったりと心を動かされる事が多かったので、原作を読んでみたいと思います。
「教えて御子柴せんせい」が要潤さんが考えてらしたというのもよかったです。
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