65話に怯んではいけない
とにかく夢中になりサクサクと見進めてしまった65話。
朝鮮王朝時代
第13代王の唯一の嫡娘公主を
さらに14代15代王16代王との関係性と運命をドラマチックに描くドラマ
公主の幼女時代までは
13代王を支えた高官をイソンミン、14代王光海君を演じたチャスンウォン筆頭を実力俳優達が序盤の権力争いの強かさ、悪どさの下固めを見せつけ絶望的な展開から公主の少女時代に繋げた。
ここまで見せられたら65話なんて気ならないし続きが気になって仕方なくなる。
光海君が出てくる他作品から
暴君のイメージが強いがこのドラマは違った。あの長身のチャスンウォンの光海君は背中がとても小さくて表情も眉毛がいつも下り悲しいのだ。
公主の波瀾万丈な人生の中で
若さゆえの行動力と大胆な考えも視野が広がり見え方考え方も変わってくる。その成長過程も丁寧に描かれていた。
王の足元にはだかるものを手段を選ばす排除し道を作ることが使命と完璧に悪女になりきったキム尚宮の一つの選択ミスから奈落に落ちる様子に一人の女性として王への秘めた思いが現れ悲しさが募った。
綾陽君の屈辱に苛まれた人生も上手く表していて
史実に沿りながらも登場人物に関わる背景を盛り込み
激動の時代を見せてくれた。
華政ができる国を。
色々な韓ドラを見ているので
その都度出てくる悪どい国のリーダーたちに貞明公主のお話を聞いて欲しいものだ。
長編修行ドラマチャレンジでしたが楽しい修行でした。
