東京ギズモ

テセウスの船の東京ギズモのレビュー・感想・評価

テセウスの船(2020年製作のドラマ)
5.0
TBS日曜劇場。
連続ドラマ全10話。

漫画家・東元俊哉による雑誌モーニングに連載の人気漫画「テセウスの船」の実写TV連続ドラマ化したSFミステリー。冤罪の殺人犯の父親を救うため時空を超えて真犯人を探し出す家族の物語。

28歳の田村心の父親は、心が生まれる前の平成元年6月24日に北海道・音臼村の無差別毒殺事件の容疑者として逮捕され、一貫して否認したが最高裁で死刑判決が下り収監中である。心は殺人犯の家族として暮らし、ようやく妻の由紀と幸せに暮らしていたが由紀は娘の未来を出産すると死亡した。生前に由紀は義父は冤罪の可能性があるとスクラップブックを作っていた。心は娘・未来のために無差別殺新事件に初めて向き合う決心をする。由紀のスクラップブックを頼りに音臼村を訪れた心は奇妙な霧に包まれる。気がつくとそこは事件が起こる半年前の昭和64年1月7日、昭和最後の日であった。はたして心は真相究明することができるのか。

物語は登場人物のそれぞれが怪しく誰が真犯人か予想もつかず、とっても面白かった。

主演の竹内涼真の苦悩の演技が良かった。
個性的な共演者たちの演技も良かった。
佐野鈴役の白鳥玉季、加藤みきお役の柴崎楓雅の二人の子役の存在感が凄かった。
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