このレビューはネタバレを含みます
脚本、乙一強すぎ。悪のウルトラマンの息子という生まれた悲しみを持つジードこと朝倉リクの生まれ持った悲しき運命を自分の信念と仲間たちとで変えていくストーリーはとても熱かった。
ベリアルと似ていることから1話の時点で世間の大人から正義なのか悪なのかといった声が上がり、ずっと街の人々から信頼をされていなかったジード。この時点で悲しき運命を背負ったウルトラマンが完成されている。そしてついに16話で父であるベリアルが復活。再度クライシスインパクトを起こし地球を滅亡させようとするベリアルを必死で止めようとするジードを、17話で！ついに！！大人たちも応援し始めるといった胸熱展開！！
17話まで焦らしたのは大正解ですね。泣きました。
ロイメガのロイヤルエンドは光線の出方が好きで、ウルトラフュージョンシュートのような光線自体がぶっとく半端ない威力を持ってるのではなく、光のシャワーみたいなエフェクトで、"光の属性"の強さで闇を倒してる様な演出になっているのが大好きです。（伝わりますかね？）
少し残念なのは最強フォーム登場後の18話以降に個人的には失速したと感じてしまったところです。
ただ10年近く活躍してきたベリアルの死に場所としてはこれ以上無い正解を叩き出した素晴らしい作品なのではないかと思います。
以下各話の評価
1-秘密基地へようこそ…☆4.3
2-怪獣を斬る少女…☆3.8
3-サラリーマンゼロ…☆4.4
4-星人を追う仕事…☆3.7
5-あいかた…☆3.8
6-僕が僕であること…☆4.2
7-サクリファイス…☆4.9
8-運命を超えて行け…☆4.9
9-誓いの剣…☆3.8
10-ココロヨメマス…☆3.7
11-ジードアイデンティティー…☆4.5
12-僕の名前…☆4.9
13-レストア・メモリーズ…☆3.8
14-シャドーの影…☆4.0
15-戦いの子…☆4.0
16-世界の終わりがはじまる日…☆4.8
17-キングの奇跡!変えるぜ!運命!!…☆5.0
18-夢を継ぐ者…☆3.9
19-奪われた星雲荘…☆3.9
20-午前10時の怪鳥…☆4.1
21-ペガ、家出する…☆3.8
22-奪還…☆3.9
23-ストルムの光…☆4.0
24-キボウノカケラ…☆4.6
25-GEEDの証…☆4.7
