ブラムストーカーの古典を現代的に解釈していて、最高にクールなキャラクターや展開になっていたと思う。
このドラマのテーマはドラキュラとヘルシングの、時代を超えた愛です。
孤独なドラキュラ伯爵が"おもしれー女"ことシスターヘルシングを100年近くかけて自分のものにするお話です。
EP1、前半は純粋に怖くて良かった。日に日に若返る伯爵、いるはずのない住人の存在、赤ちゃんの泣き声。
明らかにそこで起こっている現象なのに何でもないように振る舞われるの、意思疎通という社会的行為を意図的に遮断されると怖いよね。徐々に狂っていくジョンの精神を追体験しているようだった。
後半のアガサとドラキュラの問答シーンが最高に悪趣味で好き。修道女が吸血鬼を跪かせてなじるのめっちゃ良い。
EP2は打って変わって、すごいテンポで人が死ぬ。違う作品かと思った。ストーカーの原作ではドラキュラが船でイギリスにやって来るのは疫病の到来を示唆しているのだけれど、実際に船上で病気が広まったらあんな感じでバタバタと死んでいくんだろうなと観ていて思った。
EP3、ルーシーが出てきたの原作リスペクトを感じた。最後がかなり好き。大事に取っておいたんだね🥹伯爵は好きなものを最後に食べるタイプなのね🥹