冬のソナタ以来10数年振りにちゃんとみた韓国ドラマ愛の不時着。
ラブストーリーなのかなと思って見始めるとラブストーリーだけでなく国によって全く違うおおくの文化、シリアスなところやクスッとわらえるコメディやアクションなどそれぞれの要素のバランスがすごくよかった。
北朝鮮のお家やファッションなど目でも楽しめた。電気が発達してない北朝鮮の暮らしを学ぶことができたり。
アメリカのドラマばかり見ていると恋愛の描写が視線が合ったら恋！キス！ディープキス！！即ベッドイン！！！！みたいなものばかりなので愛の不時着のスローな進みかたはある種カルチャーショックだった。これでもかというくらいプラトニック。さすがにここはキスするだろうなってシーンも手を握って見つめあうだけだったり。相手に向ける視線や手や指の触れかたで伝える愛はとても大きくて強くて清らかで痺れた。
何度もある別れのたびにお互いがメッセージをどこかに隠してるところもいい。
終わりかたは非現実的すぎないハッピーエンドでよかったな。
そしてリジョンヒョクさんの人間的魅力！
リジョンヒョクに恋に落ちない人間いないでしょっていうぐらいとても魅力的なキャラクターだった。
普段は硬派なリヒョンジョクがユンセリのことになると嫉妬をしたり拗ねたり。演じるヒョンビンが拗ねるときに頬を膨らませるたびにｶﾜｲｲ....って口から出てきた。彼から滲み出てる誠実さとあたたかさ。
リジョンヒョクがユンセリとの二人の幸せを願うよりもユンセリが一人の人間として幸せで在ることを第一に願うリジョンヒョクの精神性がすごく好き。
ユンセリが本音と裏腹の言葉を投げたあとに「言いすぎた」って謝ったあとに「わかってる」言うリジョンヒョク.....
リヒョンジョクと出会って喜怒哀楽たくさんの表情を見せるユンセリもめちゃくちゃかわいかった。リジョンヒョクと会話をするとにつねに泣いてるようなユンセリだけどその泣き顔が目と鼻を真っ赤にして泣いてるソンイェジンとってもチャーミング。
韓国では自称料理を3口しか食べないユンセリが北朝鮮ではガツガツもぐもぐ口いっぱいにご飯を食べてる姿はほんとうにかわいい。
個人的に見るたびに楽しかったクスンジュンとソダン。あとソダン母と叔父さん。この4人はわたしのツボだった。
もう感想にキリがない、どうしよう。
すこし気になるところといえば過去の主役の二人に運命のような偶然のような出会い多すぎたところでしょうか。
このドラマに出会えてよかったです。
