地上波で毎週録画で視聴。
ミステリーが好きなのと、中村倫也さん目的で見てた。
小芝風花さんが大好きになりました。
タイトルの通り食事が好きな探偵が、なにかしらの食事で起きた犯罪を解くドラマなのだが、食事をマストとして入れなければいけない(いわば自分で縛りプレイ)のだが、その壁にもなるであろう条件をうまく利用しつつそれぞれの事件に関わらせていたのは面白いと思った。
「マグダラのマリア」という明確な敵を作り、話数を重ねる毎に明智さんが解決した事件の関係者を仲間にしていくのは長編を作る者としてうまいと思ったし、仲間になるメンバーもそれぞれキャラがしっかりしていて(闇落ちのように仲間になる人もいて)面白かった。
探偵物という一見扱いづらい内容を著しく売れている俳優を起用したり、笑えるポイントを多く作りポップにして万人受けさせてるのはさすが日テレだなと思った。
しかし、グロいのはちゃんとグロいし、シリアスはしっかりシリアスなので見てる人と制作とで少しギャップが生じてしまったかな。
結構満足な仕上がりだった。
最終話までは。
コロナの影響で撮影がストップして、出来る範囲が狭まったのは仕方の無い事だが、さすがにあの最終話はなぜそうなった?という感想しかでてこない。
最終話で持ち上がっていた気持ちが底まで落ちたガッカリなドラマだった。
主人公のキャラ的に感情移入し辛い上、突発的な行動にしか見えない点が多々あった。何より説明不足が多かった。最終話が特に顕著。しかし日テレのドラマというのもあり、キャラクターを引き立たせるのがうまく普通に楽しめた。ちくわの磯辺揚げぞっこんラブなドラマだった。