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ダークネス:ゾウズ・フー・キルのlolのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

非常に緻密に練られたサスペンスだと思った。
犯人像が徐々に明らかになっていき、行き着いた先は悲惨な過去を背負った女性だった。
この物語でのシリアルキラーのスティーネは子供時代に自由奔放な生活を送っていた。それに比べ兄の方は生真面目で、恋愛にも疎かったが親からの信頼があった。
事の発端はそんな2人の両親が留守にしてる間に兄妹に起きた事件が原因だった。
その後、スティーネは事実を親に話すが、信じてもらえず、兄の作り話の方を信じてしまう。
 このように、話の信憑性などを性格的な偏見から判断されたり、事実上の体裁を気にして真実から目を逸らされたりした事で、子供として一番頼りになるべき存在に対して不信感を募らせ、不安定な心を完全に崩壊に追いやった事実関係は明確だったと思う。
 
 
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