姉に勧められて出会ってから、
自分の映画史の中で折る指に入るほど好きになった作品。
どうすることも出来ない事に対して、
切なさで一杯にさせられる。
家族。恋人、大切な友人。
知ることはないけど、何気なく別れたその日が、その人に会えた人生で最後の日になることだってある。
当たり前にあるものなんて1つもないのに、目紛しい生活の中で段々と薄れてしまうもの。その大切さにいつも気づいていたいと改めて思った。
ストーリーやそのメッセージだけじゃなくて、それが深く響くように伝えてくれる映像の空気感と温度、音楽が総じて良かった。