このレビューはネタバレを含みます
Summer編
iPhoneのカメラで[露出+コントラスト+]にしたような映像で、かつべっとりとした血やジュードロウの落ち窪んだ表情や薬でバッドトリップしたような画がずーっと続く。
Winter編
6話の「『産まなきゃよかった』なんて嘘でしょ?」のシーンだけで、このドラマの嫌なところ全て許しても良いというくらい胸にきた。ひたすら妻が気の毒。
全体的に「ウィッカーマン」の劣化引き伸ばし版感は否めず。このネット社会であそこまで一団となって大した恩恵も得られない信仰を持てるの、逆にすごい。何がそこまで彼らを駆り立てるのか。島外に出た方がよほど自由なのに。
女性器を見せる糞みたいな絵とか、蝗害とか、臓物と血みどろとか、視聴者を不快にさせる映像という点では長けてる作品。