女子のあるあるをバカリズムが書いてる事がこの作品の面白さで、バカリズム自身がこの作品に出てる事でコントとして成り立たせている…あるあるもあるある過ぎてクスッと出来たし、何よりリアルなのが凄いなと改めてバカリズムの観察眼と言うか、妄想力と言うか、変態性と言うか…そう言ったものを知れました。
だけど、個人的に凄く疑問なのは、この作品が"向田邦子賞"に選ばれた事。私にはどうも納得出来ないまま最後迄見てしまった。この作品の面白さと受賞理由が正直分からないし、いやだって"眠れる森"とか"ちゅらさん"とかが受賞しててそこに並んじゃうって激しく疑問。
でもこの作品は割と絶賛してる人多いし映画化もされたし、集客力のあるオリジナル作品である事は間違いない。今のこの時代でオリジナルで金を生み出せる人はそれだけで凄い事だし、まぁ私の疑問なんて風が吹けば飛んでっちゃう砂だよな。
