パッツ

けものみちのパッツのレビュー・感想・評価

けものみち(1982年製作のドラマ)
4.5
はあ…疲れた。立て続けに観て特に最終話は怒涛の展開で、ストーリー・演出・演技などすべてが情熱的で、観終わったいま脱力感にやられてます。

ヒロインとなる民子とそのまわりでうごめく政財界の闇が展開していく中で、民子の変貌していくさまに呆気に取られながら観ました。

もう俳優たちの演技がほんとにパワフルでどの役柄も生々しくて、素晴らしかったです。
特に民子の名取裕子は当時23歳だったそうですが、あれだけ濃厚なラブシーンと野心に燃えていく様の演技に感動しました。いまあれだけの演技をできる若い女優がすぐには思い浮かばないです。

最近のドラマは内容も演出も俳優も似たり寄ったりに感じますけど、こういう作品も観てみたいよなあと思わされます。
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