なぎゆり

Womanのなぎゆりのレビュー・感想・評価

Woman(2013年製作のドラマ)
5.0

名前わかんないけど市役所の人、まさにこう言う人ばっかりなんだよね。優しい人で、子どものことも家族のことも想ってて。でも実際はやっぱり子どもは母親が育てるものだって俯瞰してる。少し子育てに疲れた妻を非難して、自分はうまくやれてるつもりでも、子どもの朝ごはんはカップラーメンだったり、うんちが出ない時は別の家族の母親に助けを求めたり。

“我慢できないほどじゃ無い。だけどあなたと過ごすことは、毎日少し汚れたコップで水を飲むようなもの”

この言葉がすごく刺さった。坂元裕二さんは、人々の想いを、やんわり優しく、でも的確に表現するのが上手い。

“母性なんて、男が逃げるために作った言葉だった“

これに気づけただけまだマシだけど、これに気付かないのが今の社会だよねえ
なぎゆり

なぎゆり