ゆも

甘い人生のゆものネタバレレビュー・内容・結末

甘い人生(2008年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
愛に生きることをテーマとしたドラマ?なのかな?イドンウクを観るために最後まで観た。

ユン・ヘジン(オ・ヨンス)には全く共感できないし、その夫であるハ・ドンウォン(チョン・ボソク)はめちゃくちゃだし...ドンウォンみたいに相手の人権無視・人の話聞かない夫なんて無理すぎる。ヘジンも「わたしの問題なの」とか言ってないでとっととケリをつけろ。現実世界にはこういう夫はいっぱいいるかもしれないし、その妻も何も言えないなかとしれないけど、最後ちょっと成功しそうな感じで終わりとかやめてくれ...と思ってしまった。
 総じて、愛のために生きることも、死ぬことも、愛なんてものはないと割り切って効率的に生きるのも、どちらも否定していないところがとてもよかった。第三者からしたら「そんなことで死ななくたって、、、」と思うことでも、きっと本人には重要な死なのだろうと。
 最終話で「生きている人はみんな変わってしまう。唯一変わらないのは死んだ人だけ。」というジュンスのセリフがあった。うーん、たしかにそうかもしれない。私はそう思って生きたくないけど、ジュンスがそう思うのもわからないではない。生きている人しか変わ「れ」ないのだから、その変化を楽しんで生きたい!と私は思うけれど、ソングと互いに殺し殺されたジュンスにはもう死しか見えていないのだろう。だとすれば、自分はもう死んでいるのだから、愛のための死が選択肢の1つとして存在しており、死ねばこの愛は誰にも奪われないと思うのも納得できる。

愛、生、死について改めて考える機会にはなったかな。あとイドンウクが最高。
ところで、なぜ会長はジュンスにソングの骨を渡した?あそこだけ全然わかんなかった。
ゆも

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