はぎ

オルタード・カーボン シーズン1のはぎのレビュー・感想・評価

4.4
犯罪を引き起こし、250年間懲役という形で意識をチップ化されていたタケシ・コヴァチが、新たな体(スリーブ)として呼び戻され、ある事件の解決と引き換えに自由を手に入れるという近未来SFドラマ。マトリックスやウエストワールドに近い。

まずテーマとして面白かった。意識を保存しておくだけでなく、実は人間の体もパッケージに保管することができるという斬新な発想に驚かされる。

内容も事件を解くだけでなく、以前のコヴァチの体で起きた体験や、コヴァチの妹の行動、迫力のある戦闘シーンなどかなり濃厚。伏線が散りばめられており、よく練られていることがわかる。

あとコヴァチの俳優がどちらともイケてるなど、キャストが良かったこともポイントだろう。

最終話も上手くまとめられていて、逆になぜシーズン2に繋げたのかと思うほど見事。シーズン1見るだけでも価値があるドラマなのではないか。
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