Hina

アメリカン・ホラー・ストーリー:カルトのHinaのレビュー・感想・評価

3.9
シリーズの中でもエヴァン・ピーターズが一際輝いている作品。
エヴァン演じる青年カイが市議会議員になるが、実態はカルトの如く信奉者を操り、市民の恐怖を扇動して混乱に陥れていくという物語。

舞台はトランプが勝利した2016年の大統領選後のミシガン州。
カルトといってもオカルト要素はなく、政治、LGBT、人種差別といったかなり社会派な内容。

混乱の時代に、疲弊し弱っている人間を言葉巧みに掌握する、カルトのリアルな恐ろしさはこういうものなんだと分かった。

とにかくカイがハマり役で、狂気と怪しいカリスマ性が溢れていてかなり良かった。青髪が眩しい。
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