ゆーま

コウノドリのゆーまのネタバレレビュー・内容・結末

コウノドリ(2015年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

出産をテーマにしたヒューマンドラマ
出産は奇跡。命の尊さ。命の誕生。

こうのとり先生(綾野剛)が尊い。慈悲深く暖かい振る舞いと落胆した時の悲しげな表情が印象的。

基本的には1話完結型で進むが医療ドラマにありがちな繋がりがあり、患者のその後やこれからの患者、登場人物の過去等が描かれる。

正直1〜2話(特に2話)のクオリティが高すぎてそれだけでかなり満足感のある作品。
どうしても比較してしまい以降失速した印象を受けた。しかし、客観的に見ると普通に面白く作品全体を通しては3.6~3.7ぐらい。

1話→3.7(駆け込み出産について→恵まれないとは経済面だけでなく頼れる人もいない、)
2話→3.8(植物状態の妻か赤子か。小栗旬の演技力がカンストしてる。ひたすらシンドくてバカ泣いた)
3話→3.5(風疹を患った母の影響で聴覚に恵まれない子供の話)
4話→3.6(400gで生まれる小さい赤ちゃん。シンドい)
5話→3.6(学生妊娠、コウノドリ先生の過去の話)
6話→3.5(高齢出産の話←社会問題になってるけど、あまり危機意識が生まれなかったなぁ)
7話→3.5(病院出産と助産院出産について)
8話→ 3.6(口唇口蓋裂の話←人は完璧に産まれるかどうかで100点か0点かを決めてしまう傾向がある。納得感すごい。かつて無脳症で出産を諦めた家族の話←お腹にいる諦める子供に上手く天国に行けるように翼と名付けるシーンはシンドかった。)
9話→3.5(助けることと諦めること。医者のエゴと未熟な患者)
10話→3.6最終回にふさわしいまとめ方が素晴らしかった。
ゆーま

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