夜がどれほど暗くてものカオリのネタバレレビュー・内容・結末

上川隆也がひたすらカッコよかった。息子が冤罪なのは初めからわかってたのでストーリーは意外性に欠ける。
無慈悲で無責任なマスコミや、それに踊らされる一部の愚かな民衆が一番ムカつく。
あと殺された夫婦の娘、確かに鬼気迫る演技だったけどなんかモヤっとする。犯人に仕立て上げられた息子に対する怒りと憎しみは、あれほど激しかったのに真犯人に対しては何もないのか？
上川隆也夫婦は、結局息子が巻き込まれて殺されたのにその恨みや憤りは何もないの？
最後、三人で本当の家族みたいにキャンプに来てハッピーエンドって、ちょっと安直過ぎて物足りなかった。