さちょん

ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナーのさちょんのレビュー・感想・評価

4.2
※途中からネタバレあるので、ネタばれたくない人は、続きを読むを押さないでください
ヒルハウスのシーズン2という位置付けかと思ったら全然違う話だった。
ヒルハウスと比べたらホラーとしてあまり怖さはなかったので、そこは期待しない方がいいかも。
フラナガン監督の映像表現や音響はやっぱり魅力的でとても引き込まれる作品だった。ホラー映画に語り手がいるのって斬新だなと思った。語り手がいることで出来事を少し引いた位置から見ることができる。








以下ネタバレ↓閲覧注意

話を全て見終わった後に、それを庭師が語ってたってことがわかる話の構造がすごい!
庭師が話してた=庭師が知ってた
ってことだと考えると一層物語に深みが増す。
語りの細かいニュアンスとかもう一度確認したくなる。
フローラが言ってた、ホラーじゃなくてラブストーリーだよ、ってセリフ、その通りすぎるし、フローラが言ってたのがまたいい。あと、フローラが大切な人を失う怖さをとても感じてるところが、過去のことを完全に忘れてないようなことを想像させてくれる。
暖かい話だな。
さちょん

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