1日1話、大切に観ていたドラマが遂に終わってしまった…。
cmbynのルカ監督の初のドラマシリーズ！
こんなにも観た後に余韻に浸れるドラマは久しぶりだった……。
学校の子たちが夢中になる俗な遊びよりも詩を好み、文学を愛し、アートを愛し、自由を愛するフレイザーの生き様にすごく惹かれた。
あの基地のひとたちの間には、ゆっくり時間が流れていて、みんな、好きなときにキスをして、誰かと寝て、誰かと踊る。そしてまた誰かと、朝が来るまで眠る。
それが、フレイザーにも、ケイトにも窮屈で仕方がなくて、ときどき、目を覆いたくなってしまうくらいに眩しくて、苦しいんだろうなあ。
６話のラストからの不穏な展開に胸騒ぎがして、それからトランプさんの演説をもってくる演出は天才すぎて涙が出た。
どういう脳みそなの... 毎話毎話音楽と英語字幕が洒落すぎててひっくり返ってた。
ラストは圧巻……余韻がまだ残ってドキドキしてる。
痛みも、切なさも、どうしようもないくらいに伝わってくるのに美しい。
彼らに明日をまた生きてゆくための勇気をもらった気がしました。
