けっこうすきでした…ちょいちょいセリフが浮いてるな…と感じるところはあったけど、独特の温かさとロマンがあった。
商店街やたい焼き屋のアットホームな感じとか、友達みたいな母娘関係とか、漫画を書くとか、ひとつひとつの要素が観ていて楽しかったし、独自の世界を作ってやろうっていう気概と思想を感じて、すきでした。
とにかく菅野美穂と浜辺美波がかわいい。てか登場人物みんなかわいい。「おめでとうの舞」と、雲のベッドは天才だ…
ドラマには珍しく実在の固有名詞がよく出てくるのもわりと面白いと思ったけど、だからこそ大衆と感覚がずれてると、ん？って感じてしまう部分でもある。米津玄師を単なる陽キャのアイコンとして描いたのはあまりに調査不足…だけど、脚本に疑問を言える人がいなかったんだろうな…と思ったくらい。「オタクが恋をできない」という前提も古いよ〜〜とは思ったけど、私はそこまで不快な描き方ではないと思った。
親子の絆が話の中心にしっかりあるし、空ちゃんも全然卑屈ではない、てかちゃんと可愛いので。
主題歌もふと口ずさめるような良い曲で、エンディングを本編と分ける構成もすきだった(のだめを思い出した)。
そういえば当て馬が惜しくなるような当て馬ではないのもめずらしい…完璧に入野光にもっていかれたよ…
