RikakoFukutomi

真夜中のミサのRikakoFukutomiのレビュー・感想・評価

真夜中のミサ(2021年製作のドラマ)
4.5
宗教を題材にこんな新しい描き方と展開の物語を作ったことがすごい。

7話完結っていうのもミソ。全てにちゃんと意味がある。

天使と悪魔の使い方が新しいすごい。
神は奇跡を与える人物を選ばない。
そこが1番重要。
だから保安官の言ってることが1番正しい。

宗教が怖いんじゃない、宗教の教えをそれぞれどう捉えているかをポイントに観ると、違う見方ができる。だから私は監督がアンチキリスト教だとは全く思わない。

色々意見あると思うけど、キリスト教の私から観ても、これはキリスト教の教えの本質をちゃんと汲み取った上で、この物語を描ききってると思う。神は魔法使いじゃない。

ただのホラーじゃないから本当ぜひ多くの人にみてほしいわ、、、よくここまで描けたなすごい。