悲しみマンマ

クイーンズ・ギャンビットの悲しみマンマのレビュー・感想・評価

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
5.0
小さな顔から溢れ落ちそうな大きな目。
あれ?収まってたかな?と確認したくなる。ぼくのイメージの中では、もうはみ出しているのだ。
とにかくジョイさんのお顔がいい。

強そうで弱そうで安心できないお顔と、主人公の愚直なキャラクターと相まって、なんともおもしろいことよ。もともとぼくは愚直で風変わりな女性に惹かれる傾向がある。

対局は顔面相撲で勝負がつく。顔が強い方が勝つ。相手の顔もいい。目と目がそんなに近いのって人や、童顔のちょび髭がハットを被っていたり素敵すぎる。

容姿の特徴について語るのはデリケートなことだと思う。下品な表現になりやすいし、差別的と思われやすい話題とも思う。
でも、この映画を語る上で容姿、特に顔の美しさ(不思議さ?)は重要だと思う。
劇中、主人公はチェスは美しいと語る。その美しさは、ぼくにはわからないが、登場人物の顔を見て想像する。
目と鼻と口。そのシンプルな構造の中に、ぼくは何か大きなものを見つけ、夢中になる。
悲しみマンマ

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