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ブリジャートン家 シーズン1のmmmuのネタバレレビュー・内容・結末

ブリジャートン家 シーズン1(2020年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

エロい版『高慢と偏見』て感じ 「金持ちで高慢な男がセクシー」の魅力で突き進むところも似ているけどこっちは普通に大人向けという感じで、性についての知識がないダフネがサイモンから色々聞いて実行するところとかエロい(サイモンがエロいのとは別の意味で)んだけど、6話でだいぶ味付けが反転する感じ。初めの方からエロイーズというわかりやすくフェミニストのキャラや、妊娠し生き残るためには結婚しなきゃいけないミス・トンプソンなどフェミニズム的なトピックはあるんだけど、それが明確に打ち出されるのが6話じゃないかと思う。
それは騎乗位が女の主体性を表す…とかの単純な話ではなくて、生殖の権利を握ってることによって行為がレイプじみたものになっていてそれがあらたなエロティシズムを生み出しているみたいな。予期せぬ妊娠をしているマリーナと、なかばレイプのような形で妊娠を決行した(?)ダフネの対比にため息ついた 自分の体がコントロールできないことだけが問題じゃないけどそれが無いことの不自由さがめちゃわかる
サイモンはダフネに惚れすぎててあんまりいろんなことが分かっていないがセクシーなので許したくなってしまう、セックスしてないでもうちょい話し合った方がいいし、皮肉を交わし合うのは多分話し合いにはあんまり有効ではない。『高慢と偏見』の二人は心配なさそうなのは特にBBC版だとそこまで歳の差がなさそうなのとコリンファースは遊び人っぽくはないからかな。
限嗣相続とかスコットランドに駆け落ちするのはまさにオースティンの時代(1813年)
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