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あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-のryotaのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

兎にも角にも広瀬すずが可愛いドラマでした。MCはちみつのラップとか、着ぐるみ、マスク、ダンスまであってもう大サービス状態です。だからではないけど、個人的には地上波のラブコメよりこっちの方がむしろ好きです。俳句とラップのコラボっていう発想もちょっといいしね。

まあでもちょっと長いですよ。前後編で3時間もあるんですけど、せめて2時間くらいにはしてほしかった。それほどの展開があるわけでもないし、まあ俳句を考える時間(?)ってのもあるのかどうか知らんけど、どうせだったら俳句とラップのコラボをメインにしたドラマに振り切ってもらった方が良かった気がします。広瀬すずと宮沢氷魚の、結局恋愛ものになっちゃったけど、我慢できなかったのかしら。だって、桜木杏(広瀬すず)のキャラクターだったら、そんな簡単に恋愛成就ってちょっとできすぎな気がどうしてもしてしまいますぜ。そっちじゃなくて、テロップ使ってあれだけ句を出して、その侘び寂びまでちゃんと説明しているんだから、その路線でもっと真摯に丁寧に、俳句の世界を攻めてくれたら、もっと印象深い作品になったのではないでしょうか。

カルタの次は俳句?ってみんな絶対に思ったはず笑。そしてちはやふるも全部入れたら超大作な尺なわけで、こうなっちゃうのは仕方ないのかしら?まあ、広瀬すずはそれだけで見てられるから、いいと言えばいいんだけどね。
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