このレビューはネタバレを含みます
真面目なことを真面目に扱っても響かないわけで、それをブラックコメディで描いた渡辺あやさんの脚本はすごい。誰もがいまのコロナとオリンピックに翻弄されてる日本の現状と重ねて観ていたはず。
実のところ、松坂桃李主演の作品をしっかり観るのは今回が初めてなんだけど、桃李くんが評価されているわけが分かった気がする。
こんなにおもしろいんだから5話じゃ短い!と思っていたけど、神崎の成長と隠蔽問題が帰結して、太く短くって感じで結果的にはよかった。
桃李くんをはじめ、岩松了、國村隼、ハライチ岩井など同時期ほかの作品にも出演してる役者さんが大集合してるのもなんだかうれしかった。